2027–2028シーズンの全ラインナップ
2027-2028シーズンは、全6回の定期演奏会を東京オペラシティコンサートホールにて開催いたします。
ベートーヴェン没後200年のアニバーサリーイヤーとなる2027年、2026-27シーズンから歩みを進めてきた「ベートーヴェンへの道」がいよいよ完結を迎えます。その総仕上げとして、11月21日(日)、サントリーホールにて「ベートーヴェンへの道」完結記念特別演奏会を開催し、交響曲第9番を演奏いたします。
2日後の定期演奏会《ミサ・ソレムニス》とあわせ、ベートーヴェンが晩年にたどり着いた境地を、オリジナル楽器の響きで描き出します。
さらに2027年は、受難節に《マタイ受難曲》を聴くことを日本で根付かせるべく公演を重ねてきたBCJにとって、特別な年でもあります。どうぞご期待ください。

3月 マタイ受難曲
バッハが作曲し、1727年の聖金曜日にライプツィヒで初演した《マタイ受難曲》。2027年は初演からちょうど300年という記念の年にあたります。本シーズンは東京オペラシティに会場を移し、鈴木雅明の指揮でお届けします。エヴァンゲリストには吉田志門を迎え、ハナ・ブラシコヴァ、ティム・ミードら海外の名手に加え、BCJ初登場となるバスのフロリアン・シュテルツも出演。さらに今回は両公演とも字幕付きとなり、受難の物語をより身近に感じていただけます。聖金曜日・聖土曜日の2公演で、300年の時を超えて響く祈りの音楽をお聴きください。
🎵第178回定期演奏会|受難節コンサート2027
🎶J. S. バッハ《マタイ受難曲》BWV 244
🗓️2027年3月26日(聖金曜日)18:30
🗓️2027年3月27日(聖土曜日)15:00
📍東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
🔗https://bachcollegiumjapan.org/schedule/tokyo_178friday/
🔗 https://bachcollegiumjapan.org/schedule/tokyo_179saturday/
🎼出演
指揮:鈴木雅明
エヴァンゲリスト:吉田志門
ソプラノ:ハナ・ブラシコヴァ、松井亜希
アルト:ティム・ミード、青木洋也
テノール:櫻田 亮
バス:フロリアン・シュテルツ、加耒 徹
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
5月 「運命」と「田園」 ベートーヴェンへの道 vol. 4
没後200年のアニバーサリーイヤー、最初のベートーヴェンは交響曲第5番「運命」と第6番「田園」。1808年、ウィーンの同じ演奏会で初演された、性格の対照的な2曲を一度に味わいます。併せて、ベートーヴェンの師でもあったサリエリの《オルガン協奏曲 ハ長調》を、BCJ独自の大オルガンを用い鈴木優人の指揮とオルガン独奏でお届けします。オルガン協奏曲とベートーヴェンの交響曲を一つの演奏会で組み合わせる、BCJならではのプログラムです。
🎵第179回定期演奏会|ベートーヴェン没後200年へ寄せて
🎶L. v. ベートーヴェン
交響曲 第5番「運命」作品67
交響曲 第6番「田園」作品68
🎶A. サリエリ《オルガン協奏曲 ハ長調》
🗓️2027年5月16日(日)15:00
📍東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
🔗 https://bachcollegiumjapan.org/schedule/subsc179-052027/
🎼出演
指揮&オルガン独奏:鈴木優人
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
7月 ロ短調ミサ
昨シーズン鈴木雅明の指揮で取り上げた《ロ短調ミサ》を、本シーズンは鈴木優人の指揮でお届けします。バッハが生涯の最後に完成させたこの大作は、BCJが世界各地で評価を築いてきた重要なレパートリー。マリアンネ・ベアーテ・キーラント、テリー・ウェイら卓越したソリスト陣を迎え、バッハがこの大作に託した祈りの深みに改めて向き合います。
🎵第180回定期演奏会
🎶J. S. バッハ《ロ短調ミサ》BWV 232
🗓️2027年7月25日(日)15:00
📍東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
🔗https://bachcollegiumjapan.org/schedule/bwv232-072027/
🎼出演
指揮:鈴木優人
ソプラノI:藤井玲南
ソプラノII:マリアンネ・ベアーテ・キーラント
アルト:テリー・ウェイ
テノール:櫻田 亮
バス:与那城 敬
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
10月 熱狂と円熟 ベートーヴェンへの道 vol. 5
ワーグナーが「舞踏の神格化」と呼んだ躍動感あふれる交響曲第7番と、軽やかさの奥に円熟の境地を秘めた第8番。性格の異なる2曲とともに演奏するのは、モーツァルト最晩年の傑作《クラリネット協奏曲 イ長調》です。独奏には、オリジナル楽器のクラリネット奏者として世界的に名高いロレンツォ・コッポラを迎えます。今日一般に演奏されるのは、作曲者の死後に通常のA管クラリネット用に編曲された楽譜ですが、本公演では初演時にシュタードラーが用いた、低音域の広いバセット・クラリネットで演奏します。A管版では失われてしまった低音の響きを取り戻し、モーツァルト本来の作曲意図に迫る、まさにBCJらしい試みです。
🎵第181回定期演奏会|ベートーヴェン没後200年へ寄せて
🎶L. v. ベートーヴェン
交響曲 第7番 作品92
交響曲 第8番 作品93
🎶W. A. モーツァルト《クラリネット協奏曲 イ長調》KV 622
🗓️2027年10月11日(月・祝)15:00
📍東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
🔗 https://bachcollegiumjapan.org/schedule/subsc181-102027/
🎼出演
指揮:鈴木優人
バセット・クラリネット:ロレンツォ・コッポラ
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
11月 「ベートーヴェンへの道」完結 ― 第九とミサ・ソレムニス
「ベートーヴェンへの道」は、2日違いの2つの演奏会で完結を迎えます。11月21日(日)、サントリーホールでの完結記念特別演奏会では、交響曲第9番と、その「歓喜の歌」の先駆けともいわれる《合唱幻想曲》を鈴木優人の指揮で、そして11月23日(火・祝)、第182回定期演奏会では鈴木雅明の指揮で《ミサ・ソレムニス》をお届けします。
ほぼ同時期に書かれた《第九》と《ミサ・ソレムニス》は、1824年のウィーンで同じ演奏会の舞台に並んだ、いわばベートーヴェン晩年の双璧をなす傑作です。人類の連帯をうたう交響曲と、神への祈りを極めたミサ曲を続けて聴くことで、ベートーヴェンがたどり着いた境地の全体像が浮かび上がります。
両公演のソプラノには、BCJとの共演でもおなじみ、世界の第一線で活躍するクリスティーナ・ランツハーマーが登場。同じソリスト陣で2つの大作を歌い継ぎます。特別演奏会には定期会員限定のお得な割引もご用意しておりますので、ぜひ両公演あわせてお聴きください。
🎵「ベートーヴェンへの道」完結記念特別演奏会|ベートーヴェンへの道 vol. 6
🎶L. v. ベートーヴェン
交響曲 第9番 作品125
《合唱幻想曲》作品80
🗓️2027年11月21日(日)14:00
📍サントリーホール 大ホール
🔗https://bachcollegiumjapan.org/schedule/beethoven_symphony9-112027/
🎼出演
指揮:鈴木優人
ソプラノ:クリスティーナ・ランツハーマー
アルト:ロクサーナ・コンスタンティネスク
テノール:櫻田 亮
バス:フロリアン・シュテルツ
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
🎵第182回定期演奏会|ベートーヴェンへの道 vol. 7
🎶L. v. ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》作品123
🗓️2027年11月23日(火・祝)15:00
📍東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
🔗https://bachcollegiumjapan.org/schedule/subsc182-112027/
🎼出演
指揮:鈴木雅明
ソプラノ:クリスティーナ・ランツハーマー
アルト:ロクサーナ・コンスタンティネスク
テノール:櫻田 亮
バス:フロリアン・シュテルツ
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
2028年2月 新年から四旬節へ
教会カンタータシリーズ第97回は、新年から四旬節へと移りゆく教会暦をたどるプログラム。新年のコラール《古き年は過ぎ去りぬ》で幕を開け、新年を祝うカンタータ第190番を鈴木優人による復元版でお届けします。楽譜の一部しか残されていないこの作品を、欠落を補った形で聴ける貴重な機会です。悲しみから慰めへと至る大作カンタータ第21番、華やかな《シンフォニア ニ長調》とともに、鈴木雅明の指揮で教会暦の移ろいを描き出します。
🎵第183回定期演奏会|教会カンタータシリーズ vol. 97
🎶J. S. バッハ
《古き年は過ぎ去りぬ》BWV 614*
《シンフォニア ニ長調》BWV 1045
カンタータ第21番《わが心に憂い多かりき》BWV 21
カンタータ第190番《主に向かって、新しい歌を歌え》BWV 190(鈴木優人復元版)
🗓️2028年2月12日(土)15:00
📍東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
🔗https://bachcollegiumjapan.org/schedule/subsc183-022028/
🎼出演
指揮:鈴木雅明
ソプラノ:松井亜希
アルト:青木洋也
テノール:櫻田 亮
バス:加耒 徹
オルガン独奏:鈴木優人*
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
2027-28シーズンは、《マタイ受難曲》《ロ短調ミサ》というバッハの二大作を軸に据えつつ、ベートーヴェン没後200年の節目に「ベートーヴェンへの道」の完結を迎えます。「運命」「田園」から第7・8番、そして《第九》と《ミサ・ソレムニス》へ――サリエリやモーツァルトといった同時代の作品も交えながら、オリジナル楽器でたどるベートーヴェンの歩みの集大成となるシーズンです。創立37年を迎える2027−28シーズンも、バッハ・コレギウム・ジャパンが紡ぎ出す精緻な響きをお楽しみください。
















