Bach Collegium Japan

1990年、鈴木雅明により創設された合唱団とオーケストラ。音楽監督に鈴木雅明、首席指揮者に鈴木優人を擁し、世界各国から集まる古楽のスペシャリストとともに、オリジナル楽器を用い、作品が生まれた時代の演奏法を探りながら、バッハを中心とした音楽遺産の上演に取り組む。2025年に創立35周年を迎えた。

国内の定期演奏会に加え、カーネギーホール、コンセルトヘボウ、BBCプロムス、ライプツィヒ・バッハ音楽祭など、世界各地のホールや音楽祭で活動を展開。2022年には欧州9都市を巡り、2023年にはライプツィヒ・バッハ音楽祭のフィナーレに出演、2024年にはBBCプロムスに再登場した。2025年1〜2月には、鈴木優人の補筆校訂版によるモーツァルト《レクイエム》を中心に、フランス、スペイン、オランダ、ドイツの4か国7都市を巡る欧州ツアーを実施。優人がBCJの大規模な海外ツアーを初めて指揮し、スペインの2公演では雅明と優人が指揮を分担した。

BISレーベルへの録音は国際的に高い評価を受けている。1995年から18年をかけ、2013年に全55巻を完成した「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」は、2014年にエコー・クラシック賞を受賞。モーツァルト《ミサ曲ハ短調》とバッハ《マタイ受難曲》の録音は、それぞれ2017年と2020年のグラモフォン賞に輝いた。また、2013年度第45回サントリー音楽賞を鈴木雅明とともに受賞した。

バッハを活動の核としながら、オペラやモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブラームスへとレパートリーを広げている。録音にはベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》と交響曲第9番、ブラームス《ドイツ・レクイエム》、メンデルスゾーンの交響曲第2番《讃歌》などがある。2020年の鈴木優人指揮によるヘンデル《リナルド》公演は、第19回佐川吉男音楽賞を受賞。声楽曲、器楽曲、オペラ、録音を通じ、合唱とオーケストラの多彩な表現を探求している。

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