ロビン・ブレイズ

オックスフォード・モードリン・カレッジ、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに学ぶ。“クリスタル・クリア”と言われる声と完璧なコロラトゥーラ、テクストを魅惑的に響かせるテクニックで多くの聴衆を虜にしており、パーセル、バッハ、ヘンデル歌唱の第一人者として活躍。オペラでもコヴェント・ガーデン、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、グラインドボーン・フェスティヴァル、ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭等にしばしば登場している。今シーズンは、コレギウム・ヴォカーレとの<マタイ受難曲>、フロリレギウムとのヨーロッパ・ツアー、BBCウェールズ交響楽団<ミサ曲ロ短調>等に出演。ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック声楽科教授。

青木洋也

ヴァイオリンを学ぶ傍ら、ボーイ・ソプラノとして東京少年少女合唱隊時代より多くの独唱を経験。東京芸術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。ダブリンおよびハレでの《メサイア》、ライプツィヒ・ニコライ教会での《ミサ曲ロ短調》、《クリスマス・オラトリオ》ソリストに招かれ好評を博す。国内外で活動の場を広げており、BCJでは’09年ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭《ヨハネ受難曲》、’11年香港公演およびブレーメン音楽祭での《マタイ受難曲》独唱で喝采を浴びている。近年は指揮者としても高く評価されている。「パーセル・プロジェクト」代表。