ゲルト・テュルク

リンブルク大聖堂少年合唱団で最初の音楽教育を受けた後、フランクフルト音楽大学でヘルムート・リリング、アーリーン・オジェー等のもと音楽教育、教会音楽、合唱指揮を学ぶ。バーゼル・スコラ・カントールムではルネ・ヤーコプス、リチャード・レヴィットにバロック歌唱法と解釈を、マスタークラスにおいてエルンスト・ヘフリガー、クルト・エクヴィルツ、N.シェトラー等に学び研鑚を積む。バロックオペラ、オラトリオ、教会音楽、声楽アンサンブルなど幅広い分野で活躍。
バッハにおけるドラマ表出と格調高い歌唱は傑出しており、現代最高のエヴァンゲリスト(福音史家)の一人として高い評価を得ている。バーゼル・スコラ・カントールム教授。