キャロリン・サンプソン

バーミンガム大学で音楽を学び、バロック演奏でアーノルド・ゴールズバラ賞受賞。完璧なコロラットゥーラ技術と豊かに伸びる輝かしい声でデビュー以後瞬く間に聴衆を魅了し、今やバロック・古典派のあらゆる一流指揮者及びオーケストラ、また世界各地の音楽祭でひっぱりだこの存在となっている。
オペラでは、イングリッシュ・ナショナル・オペラでの《セメレ》のタイトルロール、《魔笛》のパミーナ、パリ・オペラ座での《ピーター・グライムズ》第2の姪など、常に重要な役を演じている。またコンサートの分野では、キングス・コンソート、シックスティーン、タリス・スコラーズと定期的に共演。BBCプロムス、オールドバラ・フェスティヴァルにも出演し、いずれも好評を博している。またソリストとしてすでに15タイトルのCDを録音し常に高い評価を得ている。